東京, 1月1日, /AJMEDIA/
常翔学園は同じBシードの天理を7点差で振り切った。0―5の前半終了間際、敵陣ゴールライン前。相手の反則でスクラムを選択した。白木監督は「ショット(PG)を狙ってもよかったところだが、攻めて勝つのがうちのチームカラー」。相手守備がナンバー8の井本に注意を払う中、SH元橋が意表を突いてインゴールへ。元橋は「前からあのパターンはよくあった。いつも狙っていた」としてやったりの表情だった。
その直後にもスクラムを起点にトライ。昨年10月の練習試合で完敗した相手に借りを返し、監督は「スクラムは3年間ずっとこだわってきた。いいゲームをしてくれた」と選手をたたえた。