東京, 11月18日, /AJMEDIA/
消費者庁を担当する工藤内閣府副大臣が過去に旧統一教会のトップと面会を繰り返していたことについて、松野官房長官は今後は教団との関係を断つのが内閣の方針で、工藤副大臣もそれに沿って対応していくとの考えを示しました。
消費者庁を担当する工藤彰三副大臣は16日の衆議院の特別委員会で、旧統一教会のハン・ハクチャ総裁と過去に5回面会していたほか、選挙の際に教団関係者から支援を受けていたことなどを明らかにしました。
松野官房長官は午後の記者会見で消費者行政を担う立場として適任なのかと問われ「岸田政権では各閣僚などが旧統一教会との関係を精査し、説明責任を果たし、教会や関係団体との関係を断つことの徹底を方針としている。工藤副大臣もこの方針に沿って対応すると考えている」と述べました。
また、工藤副大臣を今後も続投させる考えか質問されたのに対し「工藤副大臣は『大変軽率な行為だったと深く反省している』、『昨年の事件後、関係を断っている』などと発言していると承知している」と述べるにとどめました。