少女漫画界草分け 花村えい子氏のキャラクター起用 埼玉 川越

東京, 8月17日 /AJMEDIA/

埼玉県川越市は、少女漫画界の草分け的な存在で「霧のなかの少女」などで知られる地元出身の漫画家花村えい子さんが描いたキャラクターを市のPRに起用することになりました。

川越市出身の漫画家花村えい子さんは「霧のなかの少女」や「源氏物語」などで知られ、キラキラした大きな瞳にオシャレな髪型をした女の子が登場する少女漫画のスタイルをいち早く取り入れ2020年に亡くなるまで、およそ60年間にわたって活躍しました。

川越市は花村さんとその作品を広く知ってもらおうと花村さんの描いたキャラクターを市のPRに起用することになりました。

起用するキャラクターは花村さんが描いた16人のなかから市民や観光客の投票で決めるということで、公共施設や市内の店舗およそ20か所などで投票できます。

投票期間は9月1日までで、9月中旬には結果が公表される予定です。

川越市広報室の斎藤愛さんは「花村先生が描くキャラクターは魅力的で昭和レトロブームもあってSNS映えするコンテンツでもあると思っています。少女漫画のパイオニアである花村先生と川越市を知っていただくきっかけになればうれしいです」と話していました。

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