東京, 3月16日, /AJMEDIA/
日本人宇宙飛行士の大西卓哉さんらを乗せた民間の宇宙船は、日本時間の16日午後、国際宇宙ステーションへのドッキングに成功し、大西さんら4人の宇宙飛行士が宇宙ステーションの船内に入室して、およそ半年間の長期滞在を始めました。
大西卓哉さんら4人の宇宙飛行士を乗せて、アメリカ・フロリダ州から打ち上げられた民間の宇宙船「クルードラゴン」は、打ち上げからおよそ29時間かけて、日本時間の16日午後1時すぎに国際宇宙ステーションへのドッキングに成功しました。
その後、国際宇宙ステーションのハッチを開ける作業などが行われ、午後2時40分ごろ大西さんらが船内に入り、およそ半年間の長期滞在を始めました。
長期滞在の期間中、大西さんはJAXA=宇宙航空研究開発機構が新たに開発した二酸化炭素除去システムを実験棟「きぼう」に取り付け、将来の有人宇宙探査を見据えた実証実験などを行う計画です。
また、日本人宇宙飛行士としては若田光一さんと星出彰彦さんに続いて3人目の国際宇宙ステーションの船長に就任することになっています。