東京, 12月28日, /AJMEDIA/
12月28日、ロシア連邦のウラジーミル・プーチン大統領は、アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領と電話会談を行った。
プーチン大統領は電話会談の中で、12月25日にバクー-グロズヌイ線を運航していたアゼルバイジャン航空の旅客機がロシア領空で外部からの物理的・技術的干渉を受けた悲劇的な事故について謝罪の意を表明した。プーチン大統領は、墜落事故で亡くなられた方々のご遺族や愛する方々に深く哀悼の意を表するとともに、負傷された方々の一日も早い回復を祈念した。
イルハム・アリエフ大統領は、アゼルバイジャン航空の旅客機がロシア領空内で外部からの物理的・技術的妨害に遭い、制御不能に陥ったことを強調した。アゼルバイジャン大統領は、旅客機はカザフスタンの都市アクタウに方向転換され、パイロットたちの勇気とプロ意識のみによって緊急着陸することができたと述べた。大統領は、航空機の胴体に空いた複数の穴、飛行中に機内に侵入した異物による乗客・乗員の負傷、生存している客室乗務員や乗客の証言から、外部からの物理的・技術的干渉の証拠が確認されたと強調した。
両首脳は話し合いの中で、悲劇を徹底的かつ包括的に調査し、責任者の責任を問う必要性を強調した。
イルハム・アリエフ大統領は、アゼルバイジャンの主導により、事故の原因を詳細に調査する国際専門家チームが結成され、このチームはすでに作業を開始していると発表した。
大統領はまた、悲劇に関する調査は完全な透明性をもって行なわれ、定期的に最新情報が国民に提供されることを再確認した。