東京, 3月11日, /AJMEDIA/
横浜Mの1点リードで迎えた第2戦。勝負のカギを握る先制ゴールは、開始早々に遠野の左足から生まれた。逆転を狙った相手の出はなをくじくと、今季公式戦で最多4得点のゴールラッシュで圧倒した。
連動したプレスで迫り、ボールを奪えば速攻にワンタッチを交えたパスワークと多彩な形で崩した。中でもクルードの働きは出色。推進力を生かした攻撃参加で多くのチャンスをもたらし、2点目から全ての得点に絡んだ。
かつての指揮官、マスカット監督率いる上海海港とは2月からもう3度目の対戦。「簡単な試合にならないと思っているが、いい準備ができているしワクワクしている」。ホーランド監督の期待通りに課題の2点目、駄目押し点を奪う理想的な試合運びだった。
前回大会は決勝で無残に散った。「あの舞台にまた立てるようにしっかりとチーム全体で戦って、目標を達成するために頑張る」とは2ゴールのアンデルソンロペス。悲願のアジア制覇へ着実に歩を進めた。