国会議員介入で「統治欠如に」 情報漏えい問題、維新が報告書―兵庫

東京, 6月9日, /AJMEDIA/

 日本維新の会は9日、党に所属していた兵庫県議が昨年11月の県知事選の期間中、非公開情報を漏えいした問題などの調査報告書を公表した。県組織の体制を巡り、地元選出の国会議員が「自らの選挙に影響するとして、アドバイスの域を超えて(意思)決定に参加し、声高に主導したことが、ガバナンス欠如の大きな原因だ」と明記した。

 報告書は、斎藤元彦知事の告発文書問題に端を発した一連の対応に関し、「党利党略、政争に明け暮れ、選挙互助会的な活動」だったと総括。結果として「県民の信頼を失うに至っている」と断じた。ただ、漏えい問題について新たな事実の認定はなかった。

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