東京, 5月11日, /AJMEDIA/
財務省は10日、国債などの残高の合計である「国の借金」が2022年度末時点で、前年度末比29兆1916億円増の1270兆4990億円になったと発表した。7年連続で過去最大を更新。新型コロナウイルス対策に加え、急激な物価高への対策などで国債の発行が増えたことが響いた。
国の借金は国債、借入金、政府短期証券の合計。内訳では、国債のうち普通国債残高が35兆6862億円増加し、1027兆973億円となった。年度ベースで、普通国債の発行残高が1000兆円を超えたのは初めて。