参院選「与党過半数割れ」 吉村代表、社保改革に決意―維新党大会

東京, 3月1日, /AJMEDIA/

 日本維新の会は1日、東京都内のホテルで定期党大会を開いた。夏の参院選で与党過半数割れを目指すことを掲げた活動方針を決定。吉村洋文代表(大阪府知事)は公約実現に向け「満身創痍(そうい)になって前に進める」と述べ、社会保障改革などに取り組む決意を示した。

 吉村氏は、大阪府を「副首都」とする統治機構改革に関し「東西二極の一極をつくる」と強調。憲法9条も含めた改憲議論を進める姿勢を改めて示した。参院選については「どういう結果であっても受け入れ、最後は責任を取る」と表明した。

 大会では前原誠司共同代表も登壇し、2025年度予算案について、自民、公明両党との修正合意に基づき賛成を決めたことを説明。「(維新は)自公の補完勢力ではない。われわれの考え方を実現するために政治的な判断をした」と理解を求めた。吉村氏も大会後の記者会見で、「(自公の)連立政権に入ることは考えていない」と述べ、政権と対峙(たいじ)する姿勢を重ねて示した。

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