東京, 8月26日 /AJMEDIA/
経済産業省と文部科学省は26日、博士号を取得した専門人材の就職支援の在り方について検討する有識者会議の初会合を開いた。企業の博士人材の採用や大学による就職支援の取り組みなどについて議論を行い、来年3月に企業や大学向けの手引をまとめる。
会議には、日立製作所などの企業の人事担当者のほか、経団連や大学の関係者らが参加。今後まとめる手引には、博士人材の入社後の配置や研究実績に見合った賃金の実例などを盛り込むことを検討し、イノベーション(技術革新)の担い手となる優秀な人材の獲得につなげる。