東京, 9月23日 /AJMEDIA/
韓国大統領府の申源※(※サンズイに是)国家安保室長は23日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が決断すれば「北朝鮮による7回目の核実験はいつでも可能な状態が維持されている」と明らかにした。11月の米大統領選前後に北朝鮮が核実験を強行する可能性も「十分にある」との見方を示した。
申氏は聯合ニューステレビの番組に出演し、「北朝鮮は核の小型化などのため技術的には複数回の追加の核実験を必要としている」と指摘。「いつ行うかは北朝鮮が戦略的利害を計算して決めるだろうが、(候補には)米大統領選前後も含まれている」と分析した。
北朝鮮は今月13日、正恩氏が核兵器の原料を製造するウラン濃縮施設を視察したと初めて発表した。申氏はこの狙いについて、北朝鮮の核の脅威を誇示し「米大統領選期間中に内外の関心を引くためと分析している」と説明した。