東京, 9月19日 /AJMEDIA/
松本零士さんなど北九州市ゆかりの漫画家の作品や資料を展示する市立の博物館、漫画ミュージアムの来場者が100万人に達し、19日に記念のセレモニーが行われました。
北九州市漫画ミュージアムは、漫画やアニメを観光資源にして地域の活性化につなげようと北九州市が12年前に小倉北区の商業ビルに開設した博物館です。
オープン以来、多くの人が訪れ、先月28日に来場者が100万人に達し、19日は100万人目の来場者となった北九州市の会社員、高柳花さん(25)がセレモニーに招かれ、記念品が贈られました。
高柳さんは「学生のころから気になる漫画を読むために来ていました。自分が100万人になれて光栄です」と話していました。
この博物館には、松本零士さんやわたせせいぞうさんなど、北九州市ゆかりの漫画家の作品や資料が常設展示されています。
田中時彦館長は「足しげく通っていただいた方々には感謝しかありません。これからも多くの人に来ていただき、北九州を漫画文化の聖地にしていきたいです」と話していました。