処理水放出海域、検出限界下回る トリチウム濃度、10カ所で測定―東電

東京, 8月26日, /AJMEDIA/

東京電力は25日、福島第1原発の処理水を放出した海域のトリチウム濃度が、測定した10カ所とも検出限界値(1リットル当たり10ベクレル程度)を下回ったと発表した。「シミュレーションで想定してきた値と大きく変わらない」(広報担当者)としており、1カ月程度は毎日測定結果を公表する。
 東電によると、分析したのは福島第1原発から3キロ以内の10地点で24日に採取した海水。速やかに結果を公表するため、検出限界値を通常よりも引き上げた。通常の検出限界値(1リットル当たり0.1ベクレル程度)での分析も行っているが、結果が出るまで20日~1カ月程度かかるという。

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