中日の柳、久々白星に笑顔 「やっぱりいいな」―プロ野球

東京, 9月4日, /AJMEDIA/

中日の柳が、広島打線に連打を許さず七回途中まで無失点。7月11日以来の4勝目を挙げ、「久しぶりに勝ったので、やっぱりいいなと思う」。猛暑のデーゲームの中でつかんだ白星の味をかみしめた。
 持ち味の巧みな投球術がさえた。走者のいない場面でも時折クイックで投げるなど、打者のタイミングをずらす。「広島は当たっている打者が多い。とにかく必死に、自分のできることをいろいろやって投げられた」
 1―0で迎えた七回は、志願して続投。ただ、先頭に二塁打を浴び、犠打で1死三塁とされて降板となっただけに「投げ切りたかった」と悔しさも。それでも「(2番手の)フェリスが助けてくれた」と好救援に感謝した。
 8月13日の広島との前回対戦は9回無安打無失点の快投を演じた。0―0のまま交代し、快挙は逃したが、「幻のノーヒットノーラン」から好投が続く。「今は球の力もあって感覚もいいので、どんどんゾーンで勝負できている」
 手応えを深める中で白星を手にし、「粘り強く自分の投球を最後まで続けていきたい」。シーズン終盤も、力強く腕を振る。

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