東京, 8月25日, /AJMEDIA/
【ジャイプール(インド)時事】東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出を理由に中国が日本産水産物の全面禁輸を発表したことを受け、インドを訪問中の山田賢司外務副大臣は24日、出席した20カ国・地域(G20)の会合の場で中国側に措置の撤廃を求めたと明らかにした。
中韓メディアなど速報 処理水放出開始
西部ラジャスタン州ジャイプールで開幕した貿易・投資相会合の討議終了後、記者団の取材に答えた。
山田氏は「日本政府は人の健康および海洋環境に悪影響を与えるような海洋放出は断じて認めていない」と会合の中で説明したと述べた。その上で「中国の科学的根拠に基づかない措置は全く受け入れられず、即時撤廃を求めた」と語った。中国側からは反論があったという。反論の中身には触れなかった。