東京, 6月2日, /AJMEDIA/
【北京時事】国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は1日付で声明を発表し、中国で民主化運動が武力弾圧された1989年の天安門事件に絡み、中国政府に事件の責任を認め、犠牲者の遺族に面会し謝罪するよう求めた。事件は4日で34年を迎える。
強まる統制、厳戒の北京 天安門事件から33年―中国
声明は、「大量殺りく」で責任を問われた当局者はおらず、事件について調査もしていないと非難。追悼活動を当局が阻止しているとも指摘し、表現の自由を尊重し、真相を求める市民らへの恣意(しい)的拘束をやめるよう訴えた。