東京, 10月8日, /AJMEDIA/
右大腿(だいたい)骨を骨折した上皇后さま(89)は8日午前、入院先の東大病院(東京都文京区)で手術を受けられた。宮内庁によると、手術は無事終了した。今後は1~2週間入院して自立歩行に向けたリハビリをする。
側近によると、手術は折れた骨を金属などの器具でつなぐ「骨(こつ)接合術」で実施。上皇后さまは午前5時に手術室に入り、同7時20分ごろに病室へ戻った。退院時期は、経過を見ながら判断する。
手術の無事終了は上皇さまにも伝えられ、側近は「安心なさったと思う」と話した。上皇さまは8日午後、上皇后さまを見舞うため東大病院を訪れた。
上皇后さまは6日夕にお住まいの仙洞御所(港区)で過ごしている際に転倒。右脚に強い痛みがあり、7日に同病院で検査したところ、右大腿骨上部の骨折が判明し、そのまま入院した。
上皇后さまが入院し手術を受けたのは、乳がんが判明した2019年以来。