東京, 11月15日, /AJMEDIA/
上川外務大臣は、イスラエル・パレスチナ情勢をめぐって、エジプトとヨルダンの外相と電話で会談し、先週G7外相会合でまとめた声明の内容を説明した上で、戦闘の人道的休止や事態の沈静化に向けて連携していくことを確認しました。
APEC=アジア太平洋経済協力会議などに出席するためアメリカのサンフランシスコを訪れている上川外務大臣は、日本時間の15日未明、エジプトのシュクリ外相、ヨルダンのサファディ外相とそれぞれ電話で会談しました。
この中で上川大臣は、先週、東京で開かれたG7=主要7か国の外相会合で、ガザ地区の人道危機に対処するため、戦闘の人道的休止を支持することなどを盛り込んだ共同声明を発表したことを説明しました。
その上で、民間人の被害を防ぐためにあらゆる措置を講じる必要があるとして、それぞれの外相と、戦闘の人道的休止や事態の沈静化に向けて連携して取り組んでいくことを確認しました。
また、エジプトのシュクリ外相には、ガザ地区から日本人やその家族が退避した際の支援に感謝の意を伝えました。