三重 桑名“新たに開校する小中一貫校校歌にAIを活用”全国初

東京, 8月22日, /AJMEDIA/

三重県桑名市は、新たに開校する小中一貫校の校歌の作詞・作曲にAI=人工知能を活用すると発表しました。市によりますと全国で初の取り組みだということです。

AIを使って校歌を制作するのは、3年後の令和8年に桑名市が開校予定の小中一貫校、市立多度学園です。

桑名市によりますと、校歌の制作にあたっては、まず、歌詞にとり入れたいキーワードなどを子どもや保護者などから募集し、それをAIに読み込ませて作詞を進めるということです。

その後、歌詞に合うメロディーをAIに指示して作曲し、今年度末までに、開校準備委員会で校歌を完成することにしています。

作詞・作曲者の名前は「多度の皆さんと超校歌AI」とする予定で、桑名市によりますと、AIを使った校歌の制作は全国で初めてだということです。

市は、今後、この分野でのAI活用の研究を行う理化学研究所などと協定を結び、協力していく方針です。
桑名市の伊藤徳宇市長は、21日の記者会見で「令和の時代にふさわしい、子どもたちが生き生きと歌える自慢の校歌にしたい」と述べました。

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