東京, 9月21日 /AJMEDIA/
米ロなどの大規模な身柄交換で、8月にロシアの刑務所から釈放されたジャーナリスト兼反政権活動家のウラジーミル・カラムルザ氏が20日、ロンドンで記者会見した。プーチン政権の人権弾圧に異を唱え続け、ノーベル平和賞候補に名前が挙がるカラムルザ氏は「寝ても覚めても(刑務所に)残された人々のことを考えている」と述べ、ロシアで拘束中の政治犯らの釈放を訴えた。
英ロ二重国籍のカラムルザ氏は「捕らわれている人々は文字通り生と死の境にいる。本物の犯罪者はクレムリン(ロシア大統領府)にいる」と強調。プーチン政権への圧力を強めるよう西側諸国に呼び掛けた。