東京, 01月22 /AJMEDIA/
インドからモスクワに向かっていた小型のビジネスジェット機が20日、アフガニスタン上空で消息を絶ちました。アフガニスタンで実権を握るイスラム主義勢力タリバン傘下の地元当局は、飛行機が山岳地帯に墜落したという情報があるとしていて、乗客らの救助活動が進められるとみられます。
ロシアの航空当局によりますと、消息を絶ったのは、ロシアの民間会社が所有する小型のビジネスジェット機です。
乗客2人と乗員4人の合わせて6人を乗せて、インドからモスクワに向かっていましたが20日夜、タジキスタン国境に近いアフガニスタンの上空で消息を絶ったということです。
国営のタス通信は、2人がロシア国籍だと伝えていますが乗客と乗員の安否は分かっていません。
アフガニスタンのタリバン傘下の地元当局は、20日夜から21日朝にかけて、飛行機が北部バダフシャン州の山岳地帯に墜落したという情報があると明らかにし、救助隊が現場に向かい乗客らの救助活動が進められるとみられます。
原因について地元当局は「技術的なトラブルがあったとみられる」としています。