東京, 8月14日 /AJMEDIA/
JR東海が建設を進めるリニア中央新幹線のピクトグラム(絵文字)の図案を、特許庁に商標出願したことが、13日までに同社への取材で分かった。図案は、営業仕様の車両として開発されたL0(エルゼロ)系改良型試験車とみられる車両が浮いているようなデザイン。駅の案内表示などに使われる可能性がある。
図案は車体を正面から見た形。左右と下部に従来の新幹線のピクトグラムにはない、線路に相当するU字形の「ガイドウェイ」が描かれているのが特徴だ。同社によると、出願した図案は現在使用されておらず、今後の使用方法などは調整中としている。
同社は今年3月、目標としていた品川―名古屋間の2027年開業を断念。開業までに車両のデザインが変更される可能性もあるという。