東京, 01月25 /AJMEDIA/
カンウォンユースオリンピックのカーリング混合団体で、日本は予選を3位で突破しましたが、準決勝進出をかけて対戦したデンマーク戦に3対8で敗れ、この種目で2大会連続のメダル獲得はなりませんでした。
カーリング混合団体は男女2人ずつの4人が1チームとなり、8エンド制で勝敗を争う競技で、日本は前回の大会で銀メダルを獲得しています。
8チーム総当たりで戦う予選を5勝2敗の3位で突破した日本は、準決勝進出をかけてデンマークとの試合に、開会式で旗手を務めた16歳の藤井海斗選手と16歳の丸銭咲月選手、17歳の佐藤航英選手それに17歳の市山ひまり選手の4人で臨みました。
日本は第1エンドに2点を先制され、有利な後攻の第2エンドと第3エンドにも1点ずつを奪われて、前半で1対4とリードを許す苦しい展開となりました。
第5エンドにはさらに3点を奪われて、迎えた第6エンドでは藤井選手が最後の1投でハウスの中心付近にある相手のストーン2つをはじき出すダブルテイクアウトを決めて2点を返し、意地を見せました。
しかし、次のエンドで相手に1点を奪われ5点差となったところで日本が負けを認め、準決勝進出を逃した日本は2大会連続のメダル獲得はなりませんでした。
試合のあと藤井選手は「序盤から自分たちのいい形を作ることができず失点を重ねてしまった。一生に一度の経験でたくさんの国と試合ができたことを今後に生かしていきたい」と話していました。