マイナンバーカード総点検 新たに284件のミス判明 政府

東京, 11月10日, /AJMEDIA/

政府は、マイナンバーカードをめぐる一連のトラブルを受けた総点検の進捗(しんちょく)状況を公表し、マイナンバーと他人の公金受取口座がひも付けされていたケースなど新たに284件のミスが判明したと明らかにしました。

政府は、マイナンバーカードの取得者向けの専用サイトで閲覧できる情報がマイナンバーに正確にひも付けられているか点検を進めていて、9日午後、岸田総理大臣や河野デジタル大臣などが出席した会合で、進捗状況が報告されました。

それによりますと、マイナンバーと、国の給付金などを受け取る公金受取口座をひも付ける際に他人の口座が登録されていたケースが新たに227件確認されたということです。

さらに、マイナンバーに他人の障害者手帳の情報がひも付けされていたケースも33件確認されるなど、新たに判明したミスは、合わせて284件に上ったということです。

政府は、今月中に点検を終え、来月上旬をめどに結果を公表する方針です。

会合の中で、岸田総理大臣は、「個別の自治体の作業状況をよく把握し、特に進捗が遅れている自治体をフォローして円滑に点検が進むようお願いしたい」と述べました。

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