東京, 9月25日, /AJMEDIA/
日本との外交関係樹立から50年の節目を迎えたベトナムを公式訪問している秋篠宮ご夫妻は、中部にあるベトナムを代表する遺跡を視察するなどして、すべての日程を終えられました。
秋篠宮ご夫妻は、現地時間の24日午前、ユネスコの世界文化遺産に登録されているミーソン遺跡を訪ねられました。
ミーソン遺跡は、ベトナムの中部から南部で2世紀から15世紀にかけて栄えアジアの海洋交易を支配したチャンパ王国の聖地で、ヒンズー教の影響が見られるレンガや石造りの遺跡群です。
ヒンズー教の神話を描いた美しい浮き彫りが施された71の塔が残されていて、日本が出土品の保存と研究ための施設を兼ねた展示館の建設などを支援しています。
ご夫妻は、案内人に質問したり写真を撮ったりしながら、30分ほど遺跡内を歩かれました。
秋篠宮ご夫妻は、6日間にわたるベトナム公式訪問の日程を終え、25日夕方帰国されます。