東京, 8月30日, /AJMEDIA/
自家用ジェット機の墜落で死亡したロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者エブゲニー・プリゴジン氏の密葬が29日、北西部サンクトペテルブルクで行われた。埋葬が終わり、広報担当はSNSで「希望者は墓参できる」と説明した。
「父親亡くしたよう」 プリゴジン氏悼む支持者
これに先立ち、地元メディア「フォンタンカ」は28日、市内の墓地の入り口にゲート型金属探知機が設置されたと報道。プリゴジン氏ら死亡したワグネル関係者の葬儀と関連した動きとみられていた。
サンクトペテルブルクでは27日、ワグネル戦闘員だった元受刑者が「プリゴジン氏への弔意」を表すため自動小銃を発砲し、当局に拘束される騒動が起きた。葬儀は、会場にプリゴジン氏の支持者らが集結し混乱する可能性を考慮し、非公開で行われたもようだ。