東京, 10月1日, /AJMEDIA/
パナソニックは1日、蛍光灯の生産を2027年9月末までに終了すると発表した。水銀を規制する国際会議で一般用蛍光灯の製造・輸出入禁止が決まったためで、今後は発光ダイオード(LED)照明の生産・販売を強化する。
蛍光ランプは1951年に始め、最盛期には年間1億本超を生産した。近年は省エネ性能が高いLED照明への切り替えが進み、蛍光灯の需要は減少傾向をたどっており、製品のラインアップを徐々に縮小してきた。国際会議での決定も受け、70年超の歴史に幕を下ろす。