パナソニック、太陽光を最大活用する「おひさまエコキュート」–日射量予報で効率アップ

東京, 8月25日 /AJMEDIA/

 パナソニック 空質空調社は8月23日、昼間沸上げ形「おひさまエコキュート Yシリーズ」を発表した。翌日の日射量予報をもとに太陽光パネルの発電量が多い時間帯を中心にお湯を沸き上げる「日射量シフト」を搭載し、電力会社から購入する電力量を削減する。発売日は10月26日。「ウルトラ高圧 フルオート」の「HE-YU46LQV/YU37LQV」(税込価格、工事費別:126万6100円/116万8200円)と「高圧 フルオート」の「HE-Y46LQV/Y37LQV」(同:114万7300円/104万9400円)2タイプ4機種をラインアップする。

 エコキュートは、ヒートポンプ技術を使って大気中の熱を集めてお湯を沸かす高効率な電気給湯機。夜間にお湯を沸き上げるのが一般的だが、おひさまエコキュートは、太陽光発電と組み合わせ、昼間の余剰電力を自家消費してお湯を沸き上げることが特徴。太陽光パネルとの組み合わせが前提になるが、家庭での自家消費を促し、出力制御を抑制する手段としても注目を集める。

 専用アプリ「スマホでおふろ」を通じて日射量予報から翌日の日射量データを取得し、日射量が最も多い時間帯で沸き上げができ、余剰電力を自家消費することで、給湯にかかる年間の買電量を約7%の削減に結びつける。

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