ネパールとアンゴラ、依然開かず 海外パビリオン―大阪・関西万博

東京, 5月13日, /AJMEDIA/

 大阪・関西万博の開幕から13日で1カ月が過ぎたが、海外パビリオンでは、ネパールとアンゴラの2カ国が開館していない。うち、アンゴラは今週中にも開館に必要な検査を受ける見通しとなったが、ネパールは資金面の問題から1月以降、工事が中断したまま。一方、開館したものの、準備を続ける国もある。

 ネパール館は、建設費の未払いを理由に工事がストップし、完成のめどはない。伊東良孝万博担当相は13日の閣議後記者会見で、国名は挙げなかったものの、複数の海外パビリオンで建設費未払いが発生していると明らかにした。

 アンゴラ館は初日の先月13日にオープンしたものの、翌日から技術的な理由で閉館。館内での調整作業が続いている。日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長は今月12日の会見で「そう遅くないタイミングで再開できると思う」と述べた。関係者は「今週検査するようだ」としている。

 フィリピン館は、ビザの発行に時間がかかり、一部スタッフの到着が遅れた。この影響でフルーツやかき氷などを混ぜた名物「ハロハロ」などの提供開始は4日となった。ダンスパフォーマンスの一部は17日からの予定。ブースの準備などが遅れたマッサージは開幕10日目にオープンし、来場者の人気を集めている。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts