トランプ氏暗殺計画、陣営に警告 イラン企て、「具体的脅威」―米情報当局

東京, 9月25日 /AJMEDIA/

トランプ前米大統領の選挙陣営は24日、イランがトランプ氏の暗殺を計画していると情報機関から警告を受けたと明らかにした。全ての法執行当局が「トランプ氏の安全を確保し、選挙を妨害されないように取り組んでいる」という。

 陣営は声明で、トランプ氏暗殺を図るイランによる「現実的かつ具体的な脅威」について、国家情報長官室から説明されたと公表。暗殺計画は「米国を不安定化させ、混乱を引き起こすもくろみだ」と指摘した。

 トランプ氏は7月13日、東部ペンシルベニア州で選挙演説中に銃撃され、右耳を負傷。犯人は現場で射殺された。今月15日には、南部フロリダ州にある自身が所有するゴルフ場でプレー中だったトランプ氏を狙うライアン・ラウス容疑者(58)を大統領警護隊(シークレットサービス)が発見、発砲し、暗殺を阻止した。

 フロリダでの事件では、同州の連邦大陪審が24日、ラウス容疑者を大統領候補に対する暗殺未遂などの罪で起訴した。有罪なら最高で終身刑となる。

 ガーランド司法長官は声明で「わが国の民主主義の根幹を脅かす暴力を容認しない」と強調。ラウス容疑者は暗殺未遂のほか、警護官への暴行や銃の不法所持などの罪にも問われた。裁判所に提出された当局の資料によると、同容疑者は事件前にトランプ氏暗殺を計画していることを示す手紙を書いていた。

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