東京, 1月17日, /AJMEDIA/
アメリカの人気ドラマシリーズ「ツイン・ピークス」や、映画「マルホランド・ドライブ」などで知られるデビッド・リンチ監督が亡くなりました。78歳でした。
これは、リンチさんの家族が16日、SNSで明らかにしたものです。
リンチさんは、アメリカ西部モンタナ州出身で、画家としての活動や短編アニメーション作品の製作をへて、1977年に長編映画の監督としてデビューしました。
その後、1980年の「エレファント・マン」や2001年の「マルホランド・ドライブ」など3つの作品がアカデミー賞で監督賞にノミネートされました。
さらに1990年にはフランスのカンヌ映画祭で「ワイルド・アット・ハート」が最優秀賞のパルムドールを受賞しました。
また、人気ドラマシリーズ「ツイン・ピークス」はアメリカ国内のみならず、日本でも人気を博し、独特な作風から「カルトの帝王」とも呼ばれました。
リンチさんは去年8月、長年の喫煙が原因で肺気腫を患っていることを公表しましたが、現地メディアによりますと、「決して引退しない」と明言し、創作活動を続けていたということです。