スロープ完成、重機投入 男性運転手の捜索本格化―県道陥没5日目・埼玉

東京, 2月1日, /AJMEDIA/

 埼玉県八潮市の県道交差点で道路が陥没し、トラックが転落した事故は、1日で発生から5日目となった。男性運転手(74)が現場に取り残されており、救出に向け重機を入れるためのスロープが同日午前に完成。重機で内部の土砂やがれきの除去を進めており、消防は男性の捜索を本格化させる。

 スロープは幅4メートル、長さ30メートル。1月30日から作業を始め、軟弱な地盤に石灰をまいたり、地中に薬液を注入したりして、土を固めながら造成した。県は男性の救助が完了次第、下水道管の応急復旧や、専門家による原因究明を行う。

 1日午前には、埼玉県の大野元裕知事が陥没現場を視察。「非常に難しい状況にあると改めて確認した。昼夜を分かたず作業し、スロープができたことは一安心している」と述べた。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts