ジャニーズ起用せず アサヒとキリン

東京, 9月9日, /AJMEDIA/

 アサヒグループホールディングス(GHD)は8日、ジャニーズ事務所創業者の故ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、今後ジャニーズ事務所のタレントを起用した広告や新たな販売促進活動は展開しないと明らかにした。「人権侵害を助長しないため」(広報担当)と説明している。放映していたテレビCMなどは順次、中止する。キリンホールディングス(HD)も今後の起用は見送る。
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 アサヒGHDはこれまで、ビール「スーパードライ生ジョッキ缶」で岡田准一さんら、タブレット菓子「ミンティア」ではアイドルグループ「Snow Man」をテレビCMやインターネット広告に起用してきた。広告などを順次打ち切った上で、現行契約は更新しない。
 アサヒGHDは「ジャニーズ事務所には再発防止策の速やかな実行と、被害者の救済をはじめとした真摯(しんし)な対応を求める」(同)とコメントした。
 キリンHDは8日、「ジャニーズ事務所のタレントは、現在起用しているタレントの契約満了をもって今後起用しない」との方針を決めたと明らかにした。サントリーホールディングスは「(事務所の)対応を精査し、これからの対応を考える」と説明している。

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