東京, 5月6日, /AJMEDIA/
ドイツのショルツ首相は5日、ベルリンで退任式典に臨んだ。演説で「異なる意見を持つ人々が団結することでドイツは強くなる」と民主主義擁護を訴え、国内で支持を広げる排外的な極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」や、強権色を強めるトランプ米政権をけん制した。
連邦議会(下院)は6日、保守政党キリスト教民主同盟(CDU)のメルツ党首を新首相に選出する。ショルツ氏にとってメルツ氏は政敵だが、式典に参列した同氏に「今後いかなる課題や困難に直面しても、成功できるよう祈っている」とエールを送った。