東京, 11月17日, /AJMEDIA/
日本ゴールボール協会は、女子の日本代表が来年のパリパラリンピックの出場権を獲得したと発表しました。女子の日本代表はこれで6大会連続の出場となります。
ゴールボールは、視覚障害がある選手が1チーム3人で鈴の入ったボールの音を頼りに交互にボールを転がして得点を競う競技で、女子は東京パラリンピックで銅メダルを獲得しました。
女子の日本代表は中国の杭州で行われているパリパラリンピックの予選も兼ねたアジア・パシフィック選手権に出場していて、16日 準決勝でオーストラリアと対戦し、8対3で勝って決勝に進みました。
決勝では中国と対戦します。
日本ゴールボール協会によりますと、決勝で中国に勝てば、大会の優勝チームに与えられる出場権を得ますが、敗れた場合でも8月のワールドゲームズで優勝した中国に付与されている出場権が同じ大会で準優勝した日本に繰り下がるということで、日本は決勝の結果を待たずにパリパラリンピックの出場権を獲得したということです。
女子は2004年のアテネ大会から6大会連続のパラリンピック出場です。
男子はすでに出場権を獲得しています。
キャプテンの高橋利恵子選手は、協会が公表した動画で「これでスタートラインに立つことができた。決勝ではパリパラリンピックに出場する中国とも対戦するのでそこでしっかりと手応えをつかんで、日本に帰国したい」と話していました。