東京, 1月25日, /AJMEDIA/
クレジットカードの利用時における本人確認方法として一般的だった「手書きサイン」が2025年3月末で廃止される。以降はPIN(暗証番号)の入力が原則となる。
この方針は、日本クレジット協会(JCA)が公表した「クレジットカード・セキュリティガイドライン」に基づくもので、クレジットカード業界全体でのセキュリティ強化を目的としている。
具体的には、カード決済時に店頭での端末操作などで暗証番号の入力をスキップし、サインで本人確認する「PINバイパス」は、2025年3月末をもって原則廃止となる。以降は暗証番号を入力をせず、サインで本人確認する方法は利用できない。
なお、「1万円未満の取引では暗証番号は不要」といった「PINレス」取引と今回の「PINバイパス」は異なる。「PINレス」は今後も引き続き利用できる。