ガザ停戦交渉に「突破口」 ドーハで5日協議再開も―米高官

東京, 7月05日 /AJMEDIA/

米政府高官は4日、オンラインで記者会見し、パレスチナ自治区ガザの停戦や人質解放を巡る交渉について、「突破口が開かれた」と述べ、事態打開に期待感を示した。交渉はカタールの首都ドーハで早ければ5日にも再開される見通しで、協議進展の機運が生まれつつあるという。

 ガザでイスラエルとの戦闘を続けるイスラム組織ハマスは3日、新たな停戦案をカタールなどの仲介国に提示。米高官はこの案を精査した結果、「交渉を前に進め、合意を成立させる土台を与える可能性があるのは明らかだ」と説明し、停戦への「大きな好機があると思う」と強調した。

 イスラエルのメディアは4日、対外情報機関モサドのバルネア長官が率いる代表団がカタールへ出発すると報じた。米側も代表団を派遣する意向で、カタールやエジプトも交え、協議を行うとみられる。ただ、米高官は「数日内に交渉が妥結するという意味ではない」と語った。

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