オリックスの太田、快音止まらず 打線引っ張る24歳―プロ野球

東京, 4月23日, /AJMEDIA/

 快音が止まらない。オリックスの太田が2試合連発の4号ソロを放った。前日までに21試合を消化して両リーグでただ一人、打率4割台をキープ。巧みな打撃を見せつけている。

 2点を追う四回、先頭で打席へ。相手バッテリーの変化球攻めにも惑わされなかった。114キロのカーブに泳がされつつ、力で左翼ポール際へ。「追い込まれていたが、少し甘く入ってきたカーブに反応することができた」。発する言葉からも、状態の良さをうかがわせる。

 好調の要因は至ってシンプル。「追い込まれるまでは自分の打撃をして、追い込まれたら粘れている」。前日から四回の第2打席目まで、7打席連続出塁をマークしたのがその証拠だ。

 チームが低迷した昨季、自己最多の91試合に出場して立場を確かなものにした。「1年間守りたい」という二塁で全試合出場を目指す今季。「絶対に(好調は)続かないので、我慢するところは我慢しながら」。謙虚な24歳が、中軸として引っ張っている。

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