アゼルバイジャン駐日特命全権大使 岩手県立大学で特別講義

東京, 12月9日, /AJMEDIA/

 11月に気候変動対策を話し合う国連の会議「COP29」が開かれたアゼルバイジャンの駐日大使が6日、岩手県立大学で環境の大切さについて特別講義をしました。

 講義をしたのは、世界最大の湖・カスピ海に面した親日の国、アゼルバイジャンのギュルセル・イスマイルザーデ駐日特命全権大使です。

 考古学者の父が盛岡出身の歌人、石川啄木のファンだったため、岩手に深い親しみを持っていて、この講義は県立大学の教授が大使を訪ねた縁で実現しました。

 アゼルバイジャンは、石油やガスが豊富な資源大国ですが、11月24日まで開かれた「COP29」の議長国を務めました。

「(アゼルバイジャン政府は)環境にあまり優しくないという考えで、もう石油・天然ガス産業ではなく他の経済を多様化する戦略がある」「(再生可能エネルギーは)太陽、風力発電所、この二つをアゼルバイジャンはメインにしている」

 大使は「環境問題は一つの国では解決できない問題なので、みんなで考えて、国や地球の未来を大切にしてほしい」と学生にメッセージを送りました。

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