東京, 11月03日, /AJMEDIA/
格闘技イベントRIZIN初の海外興行として4日にアゼルバイジャンで開催される「LANDMARK7」に向けた記者会見が2日、行われた。
フェザー級タイトルマッチ(66・0キロ)で王者ヴガール・ケラモフ(31=アゼルバイジャン)からのベルト奪取を狙う鈴木千裕(24)は「みんな見たがっているのは男同士の殴り合い。日本の人もアゼルバイジャンの人も、ケラモフ選手もそれを望んでいると思う。そういう試合を僕はします。あとはケラモフ選手しだいですね」と打撃での決着を熱望した。
鈴木は「(ケラモフは)すべての局面でバランス良く強いイメージがある。でも弱点はたくさんあるので、1ラウンドに5回チャンスをつくって、トータル15回、倒すチャンスをつくろうかなと思います」と意欲を見せた。
鈴木は終始リラックスした様子で「時差ぼけはそんなになくて、コンディションも東京にいるときと同じです。でもこれは全然関係ないんですけどホテルのドライヤーがどこを探しても見つからなくて(笑い)」と宿舎でのちょっとしたアクシデントを告白。
また現地メディアから「9月のアゼルバイジャンでの記者会見では机の上に乗ったりいろいろやっていたが、今回はおとなしい。練習で疲れているのか?」と聞かれると「だってケラモフ選手がここ(隣)にいないから。(今日何か言うのは)陰口になっちゃうんで。ちゃんと目の前にいて、言い合うのが男ですし。本人がいないところで言うのは格好悪いですね、男として」と説明した。
しかしさらに現地メディアから、10月の日本での公開練習時にはケラモフがいない状況で同選手の写真を破壊していたと突っ込まれると「ごめんなさい」と素直に謝って笑いを誘っていた。