東京, 04月08日 /AJMEDIA/
キリンホールディングス(HD)の南方健志社長(62)が共同通信のインタビューに応じ、健康食品事業のアジアやオセアニアでの売上収益を2030年度ごろまでに1千億円に増やしたいとの意向を表明した。昨年買収したオーストラリアの健康食品会社を通じて販路を拡大し「成長性が高い地域で確固たるポジションを取る」と述べた。
24年度は健康食品事業のアジアやオセアニアでの売上収益を674億円と見込む。1千億円の目標に向け、免疫機能の維持に役立つとされる独自素材「プラズマ乳酸菌」を含んだ商品を25年にもオーストラリアで発売することを明らかにした。