あなたのiPhoneが着実に便利に–「Apple Intelligence」で筆者が驚いた機能2選

東京, 4月6日, /AJMEDIA/

 アップルはiPhone向けOSの最新バージョンである「iOS 18.4」をリリースした。

 iPhone 16シリーズ、さらにはiPhone 15 Proシリーズにおいて、アップルのAI機能「Apple Intelligence」の日本語版が利用可能だ。

 昨今話題のChatGPT「ジブリ風イラスト」のような派手さは全くないが、実際に使ってみると、地味ながらも使い勝手が大幅に向上しているのが実感できる。

 筆者は開発者向けバージョンから使っているが、実際に「Apple Intelligenceが便利だ」と感じたのが写真アプリだ。

 仕事柄、記者会見など取材現場だけでなく、家族での旅行、さらには海外出張時の風景や食事など、様々な場所でiPhoneを使って撮影することが多い。実際、写真アプリには35万枚の画像が保存されている。

 これまでは、過去に取材で撮影した写真を探し出すときは、まずはスケジュールアプリで該当する取材内容を検索し、日時を特定。写真アプリでその日時までさかのぼって、大量の画像から目的の写真を見つけるということをしていた。また、地図からも画像を探せるため、取材した場所を思い出して、写真アプリにある地図から見つけるなんて事をしていた。

 Apple Intelligenceになったことで、自然言語の文を打ち込んでの検索が可能となった。例えば「ソチのスケートリンク」を入力すれば、2014年2月にソチ冬季五輪でスケートを見に行った際に撮影した写真を一発で見つけることができてしまうのだ。

 Apple Intelligenceは「オンデバイスAI」として、デバイスのなかだけでAIを処理するというのが基本だ。もちろん、デバイスで処理できない要求に対しては、アップルが作ってクラウドにつなぎ、AIが処理をするという仕組みとなっている。

 オンデバイスAIということで、写真を検索しても、瞬時に処理が行われ、パッと目的の写真が出てくる。この快適さはGoogle Photoでは実感できないものだ。

 試しに「自転車に乗る●●」と●●のところには息子の名前を入れて検索してみた。

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