東京, 02月09 /AJMEDIA/
「勝負の1年、キャリアハイを目指して」こう決意を語った阪神の青柳晃洋投手。エースとしての復活を期しこのキャンプを過ごしています。
おととしまで2年連続で13勝を挙げ、最多勝を獲得した青柳投手。
昨シーズンは、初めて開幕投手を務め、エースとしての活躍を期待されましたが、不振で2軍落ちを経験するなど、8勝にとどまり、チームの38年ぶりの日本一の陰で悔しい思いをしました。
今シーズンは「開幕ローテーションを争っている立場」と覚悟を持って臨んでいます。
昨シーズンの不調の原因を、思うように体が動かなかったことだと分析しキャンプでは若手選手と一緒に、午前8時半ごろには球場に到着して入念にストレッチやウォーミングアップをするなど、「投げるための準備」に時間をかけています。
さらに、ここまでの7日間のうち、6日間でブルペン入り。
7日は、95球を投げ込んで体に負荷をかけ、8日は「疲れた状態の中で、どういうボールを投げられるか」をテーマに、フォームを確認しながら51球を投げ込みました。
今シーズンを「野球人生をかけた1年」と表現する青柳投手。
エースの復活が球団史上初の連覇をぐっと近づけます。
青柳投手は「ずっといいフォームで投げられているし、いい調子でキャンプを迎えられている。ことしは勝負の1年。『おととしが、いちばんよかった』と言われるのは腹が立つので、自分自身のキャリアハイを目指して頑張っていきたい」と話していました。