東京, 1月29日, /AJMEDIA/
香川県にある国内最古の芝居小屋で4月に行われる「四国こんぴら歌舞伎大芝居」に中村獅童さんが初めて出演することになり、意気込みを語りました。
「四国こんぴら歌舞伎大芝居」は、香川県琴平町にある現存する芝居小屋では国内で最も古い通称「金丸座」で毎年行われ、四国の春の風物詩として知られています。
38回目となることしは、初出演となる中村獅童さんや、中村萬壽さんらが出演することになり、東京で記者会見が開かれました。
獅童さんは2人の子どもとともに出演するということで「いよいよ出演することになり大変うれしく思っています。出たがりの子どもたちは自分たちのせりふはあるのと言っています」と話しました。
そのうえで「歌舞伎本来の舞台装置のせりやすっぽんをすべて手動で動かしている昔ながらの劇場でお芝居ができるのは非常に貴重なことです。その劇場で大切なお役を演じさせてもらい微力ながら劇場を残していく役に立てればと思います」と話していました。
こんぴら歌舞伎は4月4日から始まり、人気の演目「魚屋宗五郎」や「らくだ」などが上演される予定です。