東京, 11月12日, /AJMEDIA/
一般のドライバーが自家用車を使って有料で人を運ぶ「ライドシェア」をめぐり、自民党の小泉元環境大臣ら超党派の国会議員が近く勉強会を立ち上げ、導入に向けた方策を検討していく方針です。
「ライドシェア」について岸田総理大臣は地域交通の担い手不足など社会問題に対応するため早急に方向性を出す考えを示していて、政府が設けた有識者らによる作業チームで議論が行われています。
こうした中、自民党の小泉元環境大臣ら「ライドシェア」の導入に前向きな超党派の国会議員が近く勉強会を立ち上げることになりました。
勉強会には自民党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の議員が参加する意向で、自治体からタクシー不足の現状や要望を聞き取るなどして課題を整理し、導入に向けた方策を検討していく方針です。
一方、与野党には安全性の確保に課題があるなどとして導入に反対する意見もあり、引き続き国会でも議論になる見通しです。